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ソロ・パブリッシュ

ドリーム。

引き寄せ本の再読

2021.3.1(月)

このところattraction(磁力、引力)にattractされているので、
本棚の奥からゼロ年代に買った引き寄せ本を読み返してみている。
このころはまだそれほど巷間には知られていなくて、ヘンな本という印象だったような。

トルストイを中心にロシアの小説をいろいろ読んだ流れで、
『一冊でわかるロシア史』(関 眞興・著/河出書房新社)という本も、図書館で借りて読みました。
もうね、歴史以前に今さらながら国土の広さにびっくりよ。
ソ連がなくなって、関東圏のなかの東京都がロシア、みたいな印象だったのだが、逆よ。
23区以外はみなロシア、みたいな広さなのさ。おそ(恐)ロシア。
練馬区やら板橋区やら北区やらがバルト三国みたいな感じやね。
東はベーリング海峡まで延びているこの国を、はたしてヨーロッパと呼んでいいのか?
この国がうちは欧州やで、と言い張るなら、モンゴルも中国もOKな気がする。
なおロシアはEUには加盟していない。

さて、自分が何かを考えたり想像したりすることと、何らかの出来事が起きるということは別範疇で、
考えや想像では出来事を直接喚起することはできない、
という大常識(※)をひっくり返すことに本気で取り組むと、
この世界は、自分という統覚意識が感じる濃かったり(五感的な感覚)淡かったり(マインドや高次の感覚)
する感覚の模様である、という非3次元感のリアリティが強くなってくる。
物があって、やはり物である身体の感覚器官でそれをキャッチしている、のではなくて、
濃淡や速度や安定感(軽かったり重かったり)のちがう三つの感覚層で、
それぞれいろんな感覚が現れたり消えたりしている、
五感も、マインドも、高次も、どれも「現実」である、ここに存在している、という感じ。
色や形や触感も「現実」だし、考えや想像も「現実」だし、直感も閃きも「現実」。
※五感的な感覚の向こうには物がある、物はそれ固有の法則(物理法則など自然科学の法則)で動いている、
五感的な感覚というのは物の一部(身体)が物環境からの刺激に反応した物理感覚であり、
思考や感情や気分はその物理感覚への二次反応である、と想定すること。
筆者のいう3次元世界とは、このような想定によって出力される世界をいう。
3次元世界では自分の認識と認識の対象は分断されており(認識≠存在)、
しかも自分という統覚意識が「身体」として対象(物)に含まれるので、
全現象の動因が対象(物)固有の法則に帰せられ、
その法則を探究したり学習したりすることはできても、超える(法則を破る)ことはできない。
つまり、本当の現実とは物質のことであり、物質の法則がすべてを決定する、という世界が出現する。


そうやって、3次元じゃない世界って詭弁や絵空事じゃなくてほんとにあるんだな、
自分次第、視角次第なんだ、と実感つきで得心してから、あらためて引き寄せ本を読み返すと、
すごくよくわかる。腑に落ちるわ。
「考えは、それに似た考えや(水平方向)出来事(垂直方向)を引き寄せる」
って、そりゃそうだろう、高次もマインドも五感も、どの「現実」も自分が感覚化して束ねているんだから、
考えと無関係に何かが起きてたらむしろそっちがおかしい、となる。
この当たり前感は、自分的にとても新鮮。
最初に読んだときは、精神世界や哲学といった方向に惹かれていたとはいえ3次元人間だったから、
「考え」がどうやって「出来事」になるのかというところで悩んだ。
オカルト界には、ここに量子力学をもってきて突破を試みるという流派もあって、
私も一時そっち系の本をいろいろ読んだんだけれども、
量子力学って、ほんとに納得するまで理解したかったら、相当ムズい数学がわからないとだめで、
私は数学には疎いので、波動関数とか密度行列とかの式を見て、うえっ、となってやめました。
五感的な感覚の向こうに「物」があるという想定を前提として、
その仮想物質の法則を突き詰めていくと数式で表すしかなくなる、
物の実在性とは概念だということがあきらかになり、
あるかもしれない、ないかもしれないという潜在性は数学語でしか記述できなくなる、
という方向のアプローチは、数学大好きな人におまかせする。
量子力学によると、誰も見ていないときには月は明らかにそこにあるとはいえないが、
月がそこにない確率は完全に無視できるほど小さいという(『量子力学のふしぎな世界』町田 茂・著)。
としても、その確率はゼロではないし、
そもそも確率の小ささ、起こりえなさは、物からなる三人称的な客観世界を前提としたときであり、
たとえば月が月齢や天候などの理由で見えないはずの夜に自分には月が見えた、
という出来事がもしあったとすると、自分にとってその確率は100%なのである。
量子力学は、物が「ある」こと、それは誰にとっても同じだという客観性から出発して、
物の最小構成要素を追究していったときに、数学語でしか記述できない潜在性に達するという
サイエンスであって、オカルトではない。
だからオカルトをサイエンスで「証明」しようという切り口でよく流用されるのだけれども、
サイエンス自体がフィクションでありアートである、という視角をとったほうが、私にはおもしろいと思う。
物も客観性も想定だとすれば、数学語が必要になるのは敢えてそれらを想定したときだけになる。

引き寄せの法則というと、
欲しいものを入手したり、やりたい仕事に就く、収入を増やすなど、
何か望みをかなえるためのノウハウ、成功法というイメージがあるようで、
私もそういうイメージでとらえていたんだけど、じつはそうではないんだね。
それは、「どんな感覚もそれ自身と似た感覚を引き寄せる」、
ある考えはそれと似た考えや感情を呼び起こし(水平方向の作用)、
それと似た五感的な感覚を呼び起こす(垂直方向の作用)、という、
ただの法則なのでした。
言い換えると、感覚には磁力がある、
高次の感覚も、マインドの感覚も、五感的な感覚も、似た感覚は引き合う、
高次とマインド、マインドと五感、というように垂直方向にも引き合う、ということです。
ちなみに、五感的な感覚の水平方向の引き寄せは、
色や形や触感や音などからなる像の組織化を促します(コップがコップの像になり、机の像と混じったり
しないということ)。
似ているというのは、相性がいい、親和性がある、なじむ、つながりがある、というような感じ。

そして、何かを望んでも、望まなくても、望みがかなっても、かなわなくても、
どんな境遇、状況にあろうと、
引き寄せの法則とかないだろオカルトだろと思っていても、そんな諸々とは関係なく、
3次元の(「物」があると想定したときの)重力とか電磁気力とかの物理法則のように、
ただただそれは作用していると。

「引き寄せの法則などという法則はない」と想定して、
そんなの考えるまでもなく当たり前、そのくらいその想定を許容していれば、
ちゃんと引き寄せの利かない世界を引き寄せます。
「まず物が存在する。自分も物(身体)だし、自分が何かを感じるというのは物(外界)への反応だ。
考えや感情は物(外界)への反応(物理感覚)への反応だ。
物が本物の現実で、最終的には物の法則が現実を決定する」
と想定している、
その想定が、ふだんはいちいち意識しないくらい当たり前な習慣になっている、とはそういうことです。

私が持っている引き寄せ本には、
何であれそれ自身に似たものを引き寄せる、そういう磁力、attractionが、いつでもどこでも働いている、
ということが、最初のほうに書いてあるのですが、
その磁力自体を「ない」と想定することによって、磁力を無力化するカラクリについては書かれていません。

宇宙には引き寄せの法則っちゅう法則があってな、
ポジティブなことを考えれとばポジティブな出来事が、
ネガティブなことを考えとればネガティブな出来事が起きるんよ、
あんたの人生に嫌なことが多いんはネガティブな仮定や想像に思考を費やしとるからだわ、
その考えをポジティブなほうに向けてみ? となって、
そこから、「だめ」「むり」「ない」「できない」をどうやって消去するかというテクニカルな話に入って、
あんたにもできるはずや、成功を祈る、シーユーアゲイン、みたいな。

読者がよほどノリのいい人で、こういう誘導でおおもとの「考えと出来事は別」想定を超えられれば、
引き寄せたいことの実現に成功し、
また成功体験が重なると経験則が書き換わるので、実感的におおもとの想定がはずれていくんですが、
実践してみてうまくいかないと、なんや引き寄せの法則ってやっぱ嘘やん、となってしまう。
要は慣れの問題で、私もそうでしたけれども、
3次元人間は磁力の利く世界に不慣れなのです。
おおもとの想定のほうに慣れちゃってて、磁力を止めてることに気づいてないので。

「自分に合わない感覚を手放す」というタイプのメソッドは、
このおおもとの想定をはずす方向からアプローチするやりかたです。
磁力を無力化する想定をはずすということが、覚醒でありアセンションであり非3次元化です。
本来の宇宙とは、磁力が利く世界のことです。
感じたことがそのまま感じたように実現し(認識=存在または創造)、
その実現した感覚の持つ磁力が水平に働いて広がったり、
垂直に働いてさらに具体的になったり(閃きが考えに、考えが五感に、と具体化していくこと)。

前の記事にも書いたように、私は手放しメインだったのですが、
引き寄せ本に書いてあるような「意図的な引き寄せ」も、適宜、実行することにしました。
これは高次から降りてくる本当の欲求だろうか? などということは気にせず、
自分はこうするとか、これを手に入れるとか、思いつくまま深く考えずに意図します。
何か意図すると、磁力を止めている手放し材料がどんどん出てくるからです。
ということは、非3次元化を阻んでいる感覚が明確に浮上してくるということです。
「できない」「ありえない」「前にもやったけどだめだった」「もうあきらめるべき」といった、
自分の能力、適性への不信、磁力そのものへの不信だけでなく、
「こんな現世利益ベタベタの欲求はダサい、くだらない」「もっと大事なことがあるはずだ」
「虫がよすぎる」「幼稚」「こんな通俗的な欲求を残している自分が嫌」
といった価値判断系のウダウダが混じっていることもあります。

本当に不要な意図だったら、そのうち自然消滅するので気にしません。

「できる」とわかっている(これが「許容している」ということです)意図なら、
ふだんからばんばん発しています。
スーパーに行くとか、何を買うか決める、代金を支払う、帰り道を決める、歩く速度、
玄関のドアを開ける、電灯のスイッチを押す、などなど。
昨年、私は不意に3日間くらいヴィパッサナー瞑想入りっ放し状態になったことがあって、
そのとき、こういう自動反射みたいになっている習慣的な些細な行為も、
そのつど微細な意図にもとづいていて、
それぞれの意図に「めんどくさい」「ダルい」「暑い(寒い)」「(買い物代が)高!」「もう6時か」とか、
その他、言語化もされないいろんな抵抗感覚が絡みついていることがわかりました。
できるとわかっている(許容している)ことなら、この程度の対抗波動(抵抗感)で実現が阻まれることは
ありませんが、こういう感覚があるとマインド全体の波動が下がる(透明度、明晰度が落ちる)ので、
見つけ次第、ゼロポに還して手放すようにしています。
引き寄せターゲットを意図したときに湧出してくる対抗感覚に気づき、それを手放せるようになると、
こういう習慣に埋まっている(潜在している)低波動感覚も見つけやすくなると思います。

ともかく、引き寄せ本で最も大事な情報は、導入部でさらっとふれられることが多い、
「attraction(引力、磁力)は常時作用している」ということだと私は思います。
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  1. 2021/03/01(月) 15:50:06|
  2. ひみつの閉架書庫
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<ポジティブなのが当たり前な世界 | ホーム | 引き寄せ詳説~垂直方向の磁力について>>

コメント

この記事を読んで僕も久しぶりにエイブラハムの引き寄せの法則を読み直しました。この本を購入したのは3年ほど前で、大学四年生の頃だったのですが、たくさんの付箋が貼ってあったりマーカーが引いてあったりと、参考書のような仕上がり方をしていました笑。
改めて読み直すと、今となっては感覚として掴めていることが当時は知識として溜め込むことに必死で、読み飛ばしていたところも実は大切なことが書いてあったり、文章全体の波動、そこから伝わるイメージがとても簡潔で美しいものだと気付きました。
個人的にこの本が1番伝えたいことというのは、「あなた達は本当は人間じゃないんだ。だから『人間』という前提で物を考えるんじゃなくて、自由にマインドを使おうよ」的なことなんじゃないかなと感じました。
自身を『人間』と定義してしまうから、現実に対処せずにはいられなくなり、波動も上がらず疲れてしまうのかな、と。
  1. URL |
  2. 2021/03/09(火) 13:49:04 |
  3. あやつ #-
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