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ソロ・パブリッシュ

ドリーム。

人類の黄昏という黄金期

2024.3.7(木)

人は生まれてこないほうがよく、(したがって生まれてしまった者は)子を産まないほうがよい、
という思想を反出生主義という。
ショーペンハウエルやシオランなどの思想がその先駆とされ、八方詰みを自覚する青少年の一部にも拡散されているとか。
これを人に強いると人権侵害、場合によっては犯罪になるが、
思想あるいは理想として万人に適用する人もいる。
なぜそう考えるのかというと、生まれてこなければ心身に苦痛を感じることはなく、
産まなければ苦しむ人を増やさないからだ。
そして、出典は忘れてしまったが、人間の場合、快と感じる経験よりも不快と感じる経験のほうが記憶に残りやすい。
心を統御する訓練をしていない自然状態だと、考えることの70%くらいはネガティブなことだという話も読んだことがある。
とすれば、反出生思想はたいへん合理的だし、ミニマリズムの究極形といっていいと思うし、
二畳の茶室でお茶を点てるみたいな感じで、私は心情的には好きである。
しかし、生まれるとか、親の世界が子の世界と同一カテゴリーになっているとかの点で、
思考や感情も含めた諸感覚の向こうに実体(物質)を想定し、実体(物質)が全現象の原因であるとする3次元の思想
であって、突き詰めればどうでもいい。
どうでもいいからこそ、この思想は、私にとっては暮らしかたやお茶の点てかたのような「趣向」なのである。
ちなみに非3次元の視角だと、
子を産んで育てるという親の宇宙と、自分の生活に親がかかわってくる子の宇宙とはまったく別ものである。
ゼロポイントフィールドを球体に喩えるならば、その球体をそれぞれ別の角度で切り開いて表現している別宇宙である。
親宇宙の統覚視点(自分という一人称意識)にとって、子は自分の宇宙を構成する感覚束の一部(波動構成体)だし、
子宇宙の統覚視点にとって、親は自分の宇宙の感覚束(波動構成体)である。
両者がクロスしているかどうかはわからないし、
クロスしていてもいなくても、クロスしている、していない、という以上の意味はない。
積集合みたいに重なっていればすばらしかったり深かったりするわけではない。
自分の出生についても、生まれて、成長し、成熟して、老いて、死ぬ、というのは、
実体(物質)の広がりと変化(時空)を前提とした3次元のお話だから、
このお話に沿わなければ、そもそも生まれていないのだから、生まれてきたことの適否を問うことはできない。
さらに、生まれておらず生きていないのだとすれば、死ぬこともない。
実際、私は、幼少期から「生まれた」とか「生きる」とかの実感がなく、
何やかや活動していて、活発だったり不活発だったりする、というリアリティだった。
むろん、自分のことでも他人のことでも、生まれるとか生きるといった話はさんざん語られるし、
違和感を言語化できないので便宜的にそういったワードを受け入れ、使ってもいたが、
ほんとは生まれていないかもしれないし、死んでいるかもしれないし、眠っていて夢を見ているのかもしれない、
なんか周りが言っていることはちがうな、ズレがあるぞ、と感じていた。
活発だったり不活発だったりする活動の感じは、そうした人生系、生存系の語彙では表せない。
で、後に哲学とか心理学、文化人類学、精神世界系の本のなかにあった「意識」「存在」といった類の言葉と接して、
そうそう、これ、こういうやつ、的中じゃないにしてもこういうのが近い、と落着した。

もし反出生思想がしっくりくるなら、
出生は周囲からの伝聞といくつかの書類とDNAがどうとかという科学物語に支えられたお話なのだから、
出生していないという前提で自身の世界を構築していく方向もありと思う。
胎児時代の記憶や出生時の記憶があるという人もいるが、
記憶とはそれが5分前のものでも前世のものでも、かつて起きたという思いが載っているイメージ情景のことであり、
心(マインド)の産物であって、心(マインド)の産物という以上の意味はない。どう価値づけるかも自由である。
出生に限らず、実体(物質)ベースの「事実」は、実体(物質)が想定である以上、
伝聞、画像映像、文字数字などの情報で表されたお話であり、その信憑性を支えているのは不特定多数の信用であり、
究極には不特定多数が認めることは認めると自分が信用していることである。
ちなみに不特定多数の信用は、専門家とか集団のリーダーなどのごく一部の人が牽引しているが、
この人たちの権威も不特定多数の信用に支えられている。

そんなことを踏まえつつ、というか波動的に奥深読みをしないとまったく踏まえておらずむしろ逆? と見えるような
超デムパ話を一丁、提示しておきたいと思ふ。便宜上、3次元チックな表現が混じりますが。
そう遠くもないが近いというわけでもない時空で、って、いちばん言いたい放題吹きまくれる卑怯設定だよね、
だからパラレルワールドとかSFと読んでいただいてかまいません。
今の世だってたとえば1700年代・極東地域という時空からしたら数多のパラレルワールドのひとつですし。
ちなみに福音書が「天の国は近づいとる。準備推奨(悔い改めよ=マインドを浄化すべし)」と言っているのは、
特定できないけどとにかく近い、不意に来ることもあるよ、というのが人のモチベをいちばんアゲる時空設定だからです。

ある町、ある村、勤務先がある都市、実家や通った学校があった地域など、いろんな場所で、
あれ、こんなに人少なかったっけ? というくらいに人口が減るでしょう。
それでも生活が回っているのは、例の知能を搭載したロボットたちが仕事をしてくれているからです。
人の仕事を奪うと怖れられた彼らは、仕事を奪うのではなく、代替してくれています。
子どもや若い人は稀少になるので、人種、国籍、性別などを問わず大切にされます。
虐待は大昔の間引きと同じくらい信じがたい逸話になるでしょうし、体罰もハラスメントも考えられません。
誰の遺伝子を継いでいるとかいないとかも問題になりません。そんな発想がなくなるくらい稀少なので。
ひとりふたりの親が「自分たちの」子を守り育てるのではなく、時期により役割により多くの人が養育にかかわりますが、
誰でも子育てにかかわれるわけではなく、審査や訓練が課されるでしょう。
かといって、過保護、過干渉にはならないんだよね。
なぜなら、この時空の子らは、かつて異星人といわれたどの時代の子ども、若者よりはるかに異星人で、
平成の祖父母世代、令和の親世代とは次元がちがうからです。
この子らはエササニ周波数フルアクティベートしてるので、自分のワクワク活動に必要なツール、スキル、資源は
さっさか引き寄せてしまいます。
感覚(波動)を具体的に下ろしていくことより、心(マインド)や超心(高次)を包摂した宇宙全体の運営に関心があるので、
活動の事業化、組織化、継承にはあまり興味がなく、オタク志向高め。野心家ではありません。
広げる、伝えるより、畳む、統合する。遠心力より求心力。後退して前進する。
それでかえって伝播する。ただし広くではなく求めるところにオンデマンドに。
アセンション(次元上昇)期とはそういう時期です。

子の角度でこの時空に入った場合、好き勝手に存分に楽しめます、が、それは地球でなくてもできること、
意識の激変から多くの発見、驚き、気づきを体験できるのは、養育者側から入った場合です。
社会(集団)の役に立つとか、社会(集団)の秩序を守る、社会(集団)を存続させるとか、
まず集団ありき、集団の維持発展が前提で、そのための「人材」を育てる、というのではない教育とはどういうものか。
限られた資源を競争して獲ってくるとか、生産性がどうのこうの、大勢の人に認められるとか、
生存競争に勝つことを目的とするのではない能力とはどういうものか。そういう能力を発揮する喜びって?
人間型生命体は人間型あるいは非人間型ロボットほど有能ではなく優秀でもない。とすると、その存在意義は何?
などなど、いろんなテーマが発掘できそうでゾグゾクしますね。
こうした問いは、養育者自身にも返ってきます。

さて人口が減るのは、天災や人災、惑星規模の支配力をもつといわれる一部の人たちの企ての結果ではありません。
そういうことも影響するかもだけど、主には、人間の交接欲求がダダ下がりするからです。
LGBTQの人たちなども含めて。対象の性別や嗜好に関係なく。
じつは人間の交接欲求は、生得的欲求(本能)ではありません。
生得で備わっているのは、モヤモヤっとした、フロイト用語でいう多形倒錯的な的のない欲求で、
これが交接欲求にまとまり、絞られていくには、巧妙な文化的仕掛けを用いた情報操作が不可欠です。
人間の交接欲求はきわめて前頭連合野的(記憶や理解、判断などの高次機能を担当)で、
コンピュータでいうとOS(オペレーティングシステム)ですらなく、アプリなのです。
呼吸、循環、消化など自律神経系はめっちゃ訓練しないとコントロールできませんが、
交接欲求なんかは、個人差はありますが、修行中級者くらいでも吹っ切れてしまえます。
表層の仕掛けはやや複雑でも底が浅いので、醒めやすく剥がれやすいのです。
このあたりのからくりは、岸田秀氏の『ものぐさ精神分析(正・続)』(中公文庫)、『性的唯幻論序説』(文春新書・
文春文庫<増補版>)がわかりやすく詳細ですが、
本を読まなくても、勘のいい人ならちょっと考えれば察せられるでせう。
情報と煽りなしに天然自然に交接行為に行き着くことは稀有でしょう。
文化的仕掛けが一切ない環境だったら、動物を観察する機会があっても関心をもたないのではないか。
交接欲求ほどではないにしても、食欲もかなり前頭葉寄りで怪しげですね。
飲食についても、文化的仕掛けによって情報を刷り込んでいくことなしには、
人は何をどのように飲んだり食べたりしていいかわからなくなりそうです。

交接欲求が下がるのに、出生数がゼロにならないのは、交接欲求と養育への関心は別カテゴリーだからです。
というか、エササニ周波数との縁の深い人がこの「プロジェクト」にかかわるといったほうがいいのかな。
いずれ妊娠から出産までの全過程がオーガニックではなくなりますが、
そんなこんなに関係なく、アンファン・テリブル(恐るべき子どもたち)はぐんぐん降臨してきます。
環境の変化や、生活圏が地球の外に出たりした場合、
「おめでとう、恵まれた人よ。バシャールよりややチャラめのバシャーロがあなたとともに居ませり」
「なんだ誰だそれ聞いてねーし!」
というようなこと(未交接受胎)も起こるかもしれません。
エササニ星人ってゼータの周波数も引き継いでるから法の抜け道じゃないけどけっこう外角ギリギリみたいなとこ
突いてくることも。

そんなこんなはあくまで私視角から見えるパラレルワールドの光景なので、
SF、ホラ話と思っていただいても一向にかまいません。
集団、家族、配偶、遺伝子系、そのあたりがぶわっと変化する予感は、なんとなく、子ども時分からありましたが、
個人的には期待もなければ不安もなく、どうでもいいです。
重要なのは、交接欲求とか集団成員の絆とかの細部ではなく方向性で、
勝ち残り生き残り縛り、愛や慈しみと呼ばれる感覚(周波数)の会員制縛り(排他性)が解けること、
つまりは恐怖をベースとする文明が終わっていくことです。

この映画はちがうな、と感じられた方は、本記事のタブを閉じて別の映画を探ってみてね。
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  1. 2024/03/07(木) 15:54:01|
  2. 超デムパ話
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<心のクンバカ(息止め)~「止め」の重要性 | ホーム | モニタリング>>

コメント

なぜかは分かりませんが、ここ数年で1番感動した記事でした笑。デムパ話もただのSFとして読んでいたはずなのに…少し懐かしい感じがしましたね、ほんとなんでだろう。
とりあえずさっさと恐怖ベースの文明や文化は崩壊して欲しいですね。学校とか、人間関係の呪いとか。全部埃かぶってる過去の遺物ですよほんと。
  1. URL |
  2. 2024/03/07(木) 21:20:39 |
  3. あやつ #-
  4. [ 編集 ]

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