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ドリーム。

選択について~志願した憶えがないのに地球に来ているのはなぜなのか

2023.9.21(木)

親を選んで生まれてきたという人がいる。
これは、現在の自分と存命のまたは亡くなった親との関係から、感性的にそう確信できるということで、
生まれる前に両親と話し合って決めたということではないだろう。
「選んだ」とは必然感覚の象徴的表現で、選択と必然は対立する概念だけれども、
確信しているとは、この矛盾が「選んだことが必然だった」という僥倖によって融解することだ。
もし生前にいくつものリストを見て検討したとか、候補に挙がった人たちとアストラル面談をしたとかいう記憶があったとしても、
それは必然感覚という波動(感覚)を表現しているお話だと思う。
記憶というのは、それが5分前の出来事の記憶であっても、
5次元の感覚(マインドの感覚)でつくりあげたお話なのだから。
その証拠に、5分前の出来事などというものはどこにも存在していない。って、ちょっと一休さんみたいだけど。

親との関係が良好だから必然感覚が持てる、というものでもない。
サイアクの毒々ペアレンツだったといった場合でも、
恨んではいないがとくに感謝することもないといった薄い関係でさえ、
自分の意識曼荼羅全体から見て、なるほどこの配置しかないね、といった必然感覚を感じることもある。
縁感覚といってもいいかな。

それとまったく同じ意味で、
自分は、地球と呼ばれるこの3次元世界と縁があったのだな、と思うようになった。今年の8月半ばくらいから。
3次元世界とは、何度も書いてきたように、
見えるとか聞こえるとかの五感の向こうに何らかの実体(物質)がある、
自分というこの意識もその実体(物質)の一部である身体に由来する、と想定して、
一切がその想定した実体(物質)の法則で動いていくことを既定のキマリとして立ち上がる世界のことだ。
自分の意識もまた実体(物質)の法則にしたがうので、
自分の意識の作用は実体(物質)の法則で動く実体(物質)を動かせない、
思いや想像がそれと似た、あるいは同じ物質世界を引き寄せるなんてむりむり、ばか言ってんじゃないよ、と、
そういう世界である。
この3次元世界を3次元にフェイドインしていない非3次元感覚で実感的に表現するとすれば、
つまり直感、予感(高次)が思いや想像(マインド)に、思いや想像が五感に波動(感覚)として伝播し、
より精妙な感覚がより明確な感覚を引き寄せるのが当たり前の世界から眺めるとすると、
なんかテコでも動かない、すごく固い世界ということになる。
このソリッドさ(固体性)は、非3次元側から見るとすこぶる奇妙である。
感覚(波動)が伝播しないって? え、なんで? それどういうこと?
全然別の原理を持った宇宙と接しているみたいな?
身体? 脳? 何それ? 意識がそこに局限される? まじ?
身体に局限された意識は、いつもその別宇宙とぶつかり合ってる(→←)って? どういうのそれ想像超えるんですけど。
とか。

背後から声をかけられて、あれ、ここには誰もいないはず、てことは例のうわさの幽霊ですか?
と思ったら、返事をしたりふり返ったりしてはいけない、という説がある。
同じ要領で、宇宙人から、あるいは天使とか龍とかから、
こんな不思議な世界があるよ、ヘンでしょ、ありえなくない? でもあるんだよ、
でね、帰りの旅がまたアドヴェンチャーなんだよ、ていうか帰りでカラクリが全部見えるのね、てな話を聞いて、
ふーん、へー、ほー、 と相づちを打つくらいはいいけど、
で、賢い子はさらっと右から左へ聞き流してゼロポイントフィールドへ放すんだけど、
何それもっと知りたい光線とか、やばい(ゾクゾク)波動とか出しちゃったらアウト。
その瞬間、あなたの固有周波数(名前のようなもの)は地球に派遣されるスターシード名簿に登載されます。
あとで、ネタを振ってきたその存在が宇宙連合のリクルーターだったって知ったところであとの祭り。
地球の会社なんかでも、営業部員のことをコミュニケーターと呼んだり、現場作業員のことをクルーと言ったりするって、
あるじゃないですか。あのデンだから、一見してリクルーターだってわからなかったりするんだわこれが。

地球って宇宙都市伝説じゃないんです、ほんとにあるんですガチの秘境です、じゃなくて、
あなたじゃないとできないお仕事です、とか、何某も誰某も完遂できなかった超絶むずかしい任務です、とか、
そっちで落ちる人もいるかもしれない。
あるいは修行にうってつけの惑星あります、スキル爆上がりですよ、が刺さるとか。
いずれにしても新奇性満々で、前代未聞の体験を約束されているわけであり、
ときめいちゃったら一丁あがり、了解いただきましたぁ、てなことになる。

自分で想定した別宇宙(法[ダルマ]が異なる宇宙=実体すなわち物質)の制約を受けない非3次元では、
何かを選ぶとはそういうこと。興味を示す、関心を向けるということなのだ。
自分の適性や経験にもとづいて職種や勤務先を選ぶとか、
メーカーも仕様もさまざまな品物のなかでどれをポチろうかしら、とか、
霊道がある部屋と目の前に鉄塔がある部屋、どっちも家賃は安いけどさてどうしよう、とか、
条件を吟味、検討し、将来を予測し、複数の選択肢からひとつに絞る、
そういう3次元世界における選択とはちがうんですよ。
「同意」もそうだけどね。相づち以上(50%超)の興味を示したら即同意になります。
感覚(波動)の方向や強弱で場面が決まっていくってそういうことです。

3次元の世界だと、何かひとつの決断を下すのに、
予算とか経験、専門家やユーザーの評価、タイミング、体調、人間関係などなど、いろんな条件を検討しないといけない。
これらの条件とはつまり、別宇宙の法である物理法則を基礎とした常識に沿わせることを目的としている。
3次元世界で何がどう実現していくかということは、自分の思いや感じかたではなく、
自分が想定した実体(物質)の法則にもとづく常識によって決まる。
その法則は自分の思いや感じかたと関係ない別宇宙(実体すなわち物質)の法なので、
日々刻々、別宇宙について学習し、知識や情報を集めなければならない。
そこから、今ここで必要な意思決定に関係する情報をチョイスし、検討する。
なので、意思決定するための情報処理がすごく複雑になる。
そして、その意思決定の結果は予測したとおりにはならないかもしれない。
なにせ別宇宙のことだから、がんばって情報収集してもハズれることはあるのです。
さらに、予測どおりになったとしても、結果に満足できるとは限らない。
なぜなら、そもそも意思決定するにあたって最優先される前提条件が、
別宇宙の法(物理法則にもとづく常識)に適っていること、一般的な言葉でいうと「現実的であること」なので、
現実的でないこと、たとえばお金はないけど高額な品物が手に入るだの、未経験の分野の仕事で大成功するの、
といった妄想、妄念の類ははじめから排除されているからです。
まず妄想を除いて、選択肢を「現実的な」範囲に絞り、そのなかで最も有利だったり好もしいものを選ぶ、
というのが「合理的な」意思決定です。
3次元世界では、本音と合理的な意思決定が乖離するのは珍しいことではありません。てかそれがふつうかも。

ともかく、3次元世界を動かしているのは別宇宙の法(物理法則にもとづく常識)なので、
ときには選択だの意思決定だのを差し挟む余地なく、圧倒的に別宇宙の法だけで状況が決まってしまうこともあります。
その典型が親とか、出生地、人種、性別、遺伝、世代(年齢)など、生まれたときに決まってしまう要素です。
むかしは身分もそうだったし、職業とか家督がどうのこうのとか、もっといろいろ既定事項が多かった。
3次元世界のキモは「自分というこの意識が別宇宙に制限される」ことなので、
選択や意思決定の余地があることのほうが例外的といっていいかもしれません。

ただ、別宇宙も制限も自分で想定していることで、
自分で想定していなければ、自分を制約してくる別宇宙(物質)もその法則も存在できません。
想定するとは、心のなかでゼロから想像や思考を積み重ねていくことではなくて、
すでに心のなかに存在している数多のパラレルワールドのなかから3次元を選んでアクティベートするということです。
その動機が、先に書いた興味、関心です。

でも、物の世界こそ究極の本当の現実だという感じかたが、わざわざ考えるまでもないくらい当たり前になると、
地球に来ることを選んだとか、生育環境を選んだとかいうお話は信じられなくなります。
そんなの科学的じゃないし、わざわざキツい環境を選んだりはしないとか、言葉にすればあれこれ反駁の理由はありますが、
それは、「選ぶ」「選択する」という概念が、もう3次元仕様に書き換わっているからです。
物理法則にもとづく常識に照らし合わせて各選択肢を吟味、検討し、最も現実的で合理的な選択肢に決める、
というのが「選ぶ」「選択する」ということなのだから、
非現実的(科学的ではない)な選択はそもそも不可能、
もし可能だとしても、もっと合理的な(ユルい環境)選択をしたはずだと。
さらに、いわゆるスターシードの場合、例外もあるかと思いますが、たいていは、
非現実的とか不合理とかいう以前のもっと深いところで、「いや、私は選んでないし」という絶大な違和感があります。
生まれ変わっても着ない服を着たり、再来世でも住まない家になぜか住んでいるようなこの感じ。

それは、非3次元で感じたあのトキメキ、ゾクゾクの反転形です。
3次元に入ると、統覚意識(自分という意識)が別宇宙(実体)の制約を受けて大きくブレる(身体という概念と同一化する)
結果、適合感のある感覚(波動)を感じられず、適合感自体もよくわからなくなる。
これが「波動が下がる」という現象です。
波動が下がる結果、あの興味、関心が、ネガティブ反転して「違和感」になるわけ。
人により場合により、(地球世界全般への)恐怖心、忌避感、厭世感として表現されることもありますが、
このネガ周波数の基本形は「とにかくちがう」という違和感です。
なんだかわからないけどとにかくちがうからこそ行ってみたいと感じたわけだけど、
今度はネガ転してるから、とにかくちがうこの世界から出たい、ここではないどこかへ脱出したいと。
セルフアセンションが進むと、この違和感ベースのネガ波はポジ転して、当初の興味、関心が戻ってくるので、
自分の意識曼荼羅全体から見て、なるほどこの配置しかないね、という形で納得することができます。
スターシード云々というのは、この配置しかないという縁感覚を3次元語で説明した物語です。

ちなみに、地球派遣を了解したからといって、キャンセルできないわけではありません。
やっぱりなんかちがう気がするからやめるわ、となったら、興味、関心の感覚(波動)を手放してゼロポに還せばいいの。
私の場合、「おもしろそう」「やっぱりやめるわ危なそう」の間を揺れて二転三転してます(笑)。

五感の世界でどういう体験をするか決めるのは、心の世界での注目量です。
興味、関心というのはおおむねポジティブな方向で使われることが多い言葉だと思いますが、
その興味や関心が好奇心や心惹かれる気持ちではなく、心配や不安や恐怖という表現をとっていても、
感覚(波動)力学的には「興味がある」「関心がある」ということになります。

で、3次元世界では「物質の状態や動きが本当の現実を決めている」「自分を含めてすべては物質でできている」
「引き寄せとかインチキ、せいぜい気休めだ」という思いがいちばん強烈で、
意識はずっとそこに張り付いて注目しつづけているので、そのとおりの世界が実現しているのでした。
非3次元には統覚意識(自分)を制約してくる別宇宙とかそういうめんどくさいことは一切なく、
適合感、順風感ベースで動いているので、たとえば「30」といったらそれは+30のことです。
でも、パラレルワールドの選択つまり実現の決め手になるのは「30」という量であって、プラスマイナスは関係ありません。
30という量に見合う実現効果が現れる点は、ポジでもネガでも同じです。
キャンセルするんだったら、-でも+でもこの「30」をゼロポに還して手放せばいいし、
-を+に、+を-に反転させることもできます。
キャンセルした場合は、注目先(移行先、目的地)が変更になります。
なので、問題を解決するには問題にするのをやめること、
願いをかなえるには願うのをやめることが最速の道です。

すでに解決したことは問題にはならないし、すでにかなったことをまた願ったりはしないからです。
問題の解決方法をずっと思案していたり、願いごとをずっと願いつづけていると、
問題が問題として存在したり、願いがかなわず願いとして存在している状態に注目している、興味があることになります。
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